Quick Japan(クイック・ジャパン) 創刊号とその後全22冊 ディスカウント

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1993年、初代編集長の赤田祐一が飛鳥新社を退社後に創刊準備号を自費出版。翌1994年に太田プロダクション系列の太田出版から正式に創刊された。初期は一般誌が取り上げないマイナーな題材が中心だったが、現在はお笑い、テレビ番組、音楽、映画などサブカルチャー全般を扱っている。特集記事では芸人やタレント、アーティスト、文化人など、様々な分野で活躍する人物の長文インタビュー、アーカイブや辞典、年表などの膨大な関連データを掲載するのが特徴である。 方向転換して非サブカル誌となった『宝島』(宝島社)と入れ替わりで登場したこともあり、1990年代中盤から2000年代前半に至るまで、サブカル誌の雄として名を馳せた。ただし、赤田編集長(当時)が「サブカルチャー」「サブカル」という言葉を嫌っていたため、サブカル雑誌と自称したことは一度もない。北尾編集長時代から雑誌名の上に「News magazine for youth culture」というコピーが付いており、自称は一貫してユースカルチャー誌である。近年は、テレビ番組や人気お笑い芸人、グループアイドルといったメジャーなものを特集することも多く、以前に比べてサブカル色は薄くなっている。また、「政治」など硬派な題材を取り上げたこともある。 「All the STREET NEWS That"s Fit to Print」 創刊号 - 22号 「News magazine for youth culture」 23号 - 72号 「CAUSE TO BE NOW HERE.」 73号 - 100号 サブカル誌としては異例の早さで『新世紀エヴァンゲリオン』に注目した(1996年)。全国メディアではほとんど知られていなかった『水曜どうでしょう』を50ページ以上に渡って特集(2004年)。ブレイク前のクレイジーケンバンド(2002年)、菊地成孔(2001年)、Perfume(2007年)、ももいろクローバー(2011年)を表紙・巻頭特集で大々的に取り上げるといったように、ネタ選びの嗅覚があった。かつては、相方の死について語ったカンニング竹山のインタビューや、千原ジュニアの入院写真を独占公開するなど、メジャーな対象に独自のテーマで深く切り込んだ特集が目立っていた。

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